2025年3月9日の活動は、2部制で行いました。
1部は、写真家のTETSUYA ARAIさんをお招きして、写真の撮る意味と撮り方、そして、スカウトと指導者の写真撮影を行いまた。2部は、ビーバースカウトとの合同活動として、五平餅を調理しました。
事前の連絡網で、写真撮影があるため、身なりを整えてくることを連絡しました。そのため、みんなカブのチャレンジ章を縫い付けたタスキを装着して、きつめのアイロンの跡が残り、いつもより凛々しい。
まずは、集合セレモニーにて、国旗掲揚、隊長の話、「やくそくとさだめ」を行い、早速、TETSUYA ARAIさんから写真撮る意味、撮り方を教えて頂きました。一瞬を切り取るには、ファインダーを覗いて、自分の撮りたい画像をイメージとあったときにシャッターを押すんだ、と説明を頂き、実演してもらいました。走るスカウトと一緒速度で追いかけ、シャッターを押す。撮れた写真を拝見すると、いつもの温和なスカウトの内面と動きが見事に表現されている!スカウト達からも「おー」と感嘆の声が洩れました。カメラだけでなく、スマホを使った写真の撮り方も教えて貰い、スカウトがそれぞれ持参してきたカメラ、スマホで写真撮影を開始です。その間に、スカウトと指導者の写真撮影を行いました。今川少年の広場の木漏れ日が被写体を照らす最適な位置を探して、さらに白いレフ版にて、被写体に光を反射させ、明るくします。ARAIさんの指示の下、レフ版係は、スカウト達が行いました。撮影に慣れてないので、表情が硬いスカウト達。ARAIさんから。「すきな食べ物は?好きな飲み物は?」と質問を繰り返して、コミュニケーションを取ってもったせいか、硬かった頬が緩み始めた瞬間に、シャッターを押していきます。コミュニケーションを繰り返しつつ、レフ版を少しずつ調整して、最適な「その瞬間の感情を大切にする」な形で、スカウト、指導者を撮って頂きました。
ARAIさんによる写真撮影講座 躍動感ある一瞬を切り取られたスカウト。 ARAIさんによる撮影 指導者も撮影頂きました

写真は、時間を超えて一瞬を切り取り、記録し、後に振り返るための手段です。それは、単なる視覚的な情報の保存だけでなく、その瞬間に感じた気持ち、共有した空気感、そこにいた人々とのつながり、さらにはその場の音や匂いさえも思い起こさせる力を持っていると強く感じてます。昨今の「インスタ映え」を行動様式にする風潮は否定しませんが、写真を撮る本当の意味は、過ぎ去る時間の中で、忘れてしまうかもしれない大切な何かを未来に残すことにあることを改めて感じた活動でした。
一瞬を切るとるために走り回ったせいか、お腹が減った丁度、11時30分頃から第2部の五平餅の調理を始めました。指導者から、「蒸したご飯に片栗粉を少しいれ、潰して、割り箸に刺す」と五平餅の作り方を教えてもらい、それぞれスカウト達は、袋・ラップにくるんだ米粉をこねこねし、だんご型、わらじ型、おにぎり型など自分の好みの形で五平餅をつくりました。おにぎり型の五平餅は斬新な発想。ぱちぱちと火の粉が弾ける熱した鉄板の上に五平餅を置き、自分の五平餅を他のスカウトの分と間違えないように確り守りながら、表と裏を焼いていきます。お米が焼け、少し焦げができ、全体が茶色に焼けたら出来上がり。
煙に目をやられ、涙が止まらない、そうしている際にも五平餅は焼けていき焦るスカウト。また、箸が鉄板で熱しられ、熱くて持てないと焦るスカウト。風下に移動し、煙から逃げる方法と編み出し、鉄板で箸が熱くならないように、鉄板から箸をはみ出して、五平餅を焼くスカウト。どんなことでも工夫と経験で乗り越えていく姿がたくましい。五平餅に特性の味噌だれ付けて、美味しく頬張りました。1個の五平餅でも満足、腹持ち感がある中、5個の五平餅を食べきった強者スカウトに脱帽です。残り火で、マシュマロを焼いて、クッキーに挟み、デザートにしました。五平餅の味噌やマシュマロを口や鼻に着けるスカウトが続出したため、シャッターチャンスが沢山訪れるという幸運がありました。
こねこね自由に五平餅を調理 最初は日が弱く焼きが弱かったですが、途中から火力がつよくなり、忙しくなりました 底冷えで寒いので、焚火を堪能 箸が熱いので、軍手をして予防 マシュマロついてまっせ!
最後に、閉会セレモニーを行って、活動は終了しました。
ARAIさん、ありがとうございました。ARAIさんのWebは以下です。是非、ご覧ください。
http://ideapackage2003.com/IDEA_PACKAGE_PICTURE/araitetsuya_purofiru.html
今回、ビーバースカウトと合同で、活動を行いました。食事の準備や火起こしを浦安第2団の団委員の方に手伝って頂きました。改めてお礼を申し上げます。